Philippines/Cebu & Mactan Is. 7 Feb.2009~14 Feb.2009

2009/2/13日の金曜日 〜6日目・エピローグ〜

13日の金曜日の朝が明けました。どんよりした雲が空を覆っていますが、幸いなことに雨は降っていません。しかし…、朝っぱらからドライバーのアレンが来ません。また寝坊だろうか?(笑) 待っていても来る気配がないのでYoshiさんが運転してダイブセンターに向かいます。

早朝のリゾート リゾート前の自動車修理工場 マクタンの田舎町

No.23/861 ヒルトガン

天気:曇り、気温:30℃、水温:27.5℃、透明度:30m〜、風向:-、風力:0
海況:透明度最高!、波高:くるぶし、最大水深:28.0m、潜水時間:70分、ガイド:tomoちゃん

今日のボートは朝からアサッテの方に向かいます。遥か彼方に見えるヒルトガン島のサンクチュアリで潜るんだそうです。ここでは漁も禁止されているのでダイナマイトの爆発にドキドキする心配もありません。管理費用として1人600ペソ(約1,200円)が掛かりますが、水中では珊瑚も美しく他のポイントとはまったく異なる水中景観です。

今日の透明度 ツバメウオ

気を良くして「今回こそ撮らない」と決めていたタルボッツに思いっきり突き刺さります(笑) でもロクな写真がないねぇ(^^;

タルボッツ・デモイセル タルボッツ・デモイセル タルボッツ・デモイセル タルボッツ・デモイセル

ドロップの壁でふと顔を上げるとオケモリさんがおいでおいでしてます。ドロップオフの水深-17mにはアルファスズメダイの幼魚が! 今までパラオ・ブルーホールの-43m、ケラマ・サクバルの-31mと比べても圧倒的な浅さです。でもさ、パラオのアルファとは尻鰭の色が全然違うんよね。Reeffish Identification(P.83)のPail-Tail Chromis(yg) Chromis xanthura とそっくりだけど、xanthuraってモンスズメだよね? 図鑑の写真、間違ってるな。

追記:全スズ振理事のアサイちゃんの指摘によりアルファ(yg)と思われた個体はコガネスズメダイsp.であろうということになりました。

ヤマブキスズメダイ コガネスズメダイsp.(yg)   パラオのアルファスズメダイ(yg)

アルファコガネスズメsp.をやっつけて顔を上げたらtomoちゃんがドドンを指差してます。そのドドンはナシジイソギンチャクの脇に…。アヤトリだと確信して向かいます。皆は既に撮影済みのようなので独り占め。でも地味だわ(^^; 散々弄られたようでカムフラージュも台無しです(笑)

アヤトリカクレエビ

今日は最終日なのでドロップに長居は無用とリーフの上に上がります。ここのリーフは〜-5mでダラダラと過ごすには最適の環境です。ブリーフィングでtomoちゃんが言っていたデバスズメダイの婚姻色を観察します。ここでは胸鰭だけが黒いタイプ(雌?)と尾鰭が黒くなるタイプ、背鰭が黒くなるタイプの4種類が見られました。でも尾鰭が黒いタイプは圧倒的に少数派でした。(1匹しかいませんでした)

デバスズメダイ デバスズメダイ デバスズメダイ デバスズメダイ

1種類に集中すると疲れるので、時々中層を見上げて首や肩をマッサージ。カブラヤスズメダイはいいやねぇ、呑気で。。。

カブラヤスズメダイ

デバの隣ではクラカオスズメダイが産卵床を守って食いついてきます。

クラカオスズメダイ クラカオスズメダイ

浅瀬の枝珊瑚地帯にはバローズダムセルがいっぱい。他では見なかったけど、もっと浅いところにはたくさんいたのかな。

バローズ・ダムセル バローズ・ダムセル(yg)

で、これはスズメダイモドキですよねぇ?>全スズ振関係者
そして近くを泳いでいたブダイ関係の幼魚。ブダイの専門家でもある全スズ振理事長に伺ったところ「ハゲブダイ(yg)ってことにしておきましょう」ということなので、ここでもご指示の通りに。。。(笑) 他の理事からは、尾鰭に黒斑がないのが気になる、との参考意見も頂きました。これまた奥が深そうですね〜(^^;

スズメダイモドキ ハゲブダイ(yg)

またまたご近所にはホワイトダムセルの立派な成魚。マクタンでは初めて見ましたが、コレをみると南国で潜ってるんだなぁーという実感が湧いてきます。

ホワイト・ダムセル


船に上がってみると先刻まで静かだった海面に10数隻のダイビング船が集まっていました。人気ポイントなんだねぇ。

集まってくるダイビング船 集まってくるダイビング船 奔放に泳ぎ回るなおちゃん

No.24/862 ヒルトガン

天気:曇り時々晴れ、気温:30℃、水温:27.6℃、透明度:30m〜、風向:-、風力:0
海況:流れあり、波高:くるぶし、最大水深:18.1m、潜水時間:75分、ガイド:tomoちゃん

せっかくフィリピンに来たんだから「フィリピンクロミス(Chromis scotochiloptera)を見よう!」という裏テーマを急遽設定した全スズ振メンバーでしたが、フィリピンクロミスどころかケラマでは超普通種であるフィリピンスズメダイすら見つけられていないのでした。アンボン似で尻鰭だけが黒いというフィリピンクロミスとの比較写真としてアンボンの写真も押さえておきました。…だのに。。。(/_;)
美智子皇后さまが命名されたというニチリンダテハゼ。ドロップの壁ではたくさん見られますが、見る度にありがたい気持ちになってしまうのはやっぱり日本人だから故なのでしょうか。

アンボン・クロミス ニチリンダテハゼ

そして今度はローランズ・デモイセル。こんなところをモリさんに見られるとあとで笑われるので、コソコソしながら集中します。どうせならウンチ漏らすくらいガッツリ寄ればよかったワン。

ローランズ・デモイセル ローランズ・デモイセル

ドロップの壁で窪みを覗き込んではベニハゼを撮ってみますが、図鑑を見てもどれだかよくわかりません。スズメダイ以上に地味です。

ベニハゼの一種 ベニハゼの一種 ブラックスポット・ドワーフゴビー

リーフの上に上がった途端にtomoちゃんが枝珊瑚の横で呼んでいます。また苦手な「ダルマハゼを撮れ!」指令です。肩凝るんですよ、コレは!(笑)

アカネダルマハゼ アカネダルマハゼ アカネダルマハゼ アカネダルマハゼ

ボートの下にみんなが集まっていたので見に行ったら、集団でタコを虐めているところでした。ヒョウモンダコみたいに咬毒のあるタコだそうです。いかにも毒がありそうな色をしてました。

オオマルモンダコ


みんなでボートに上がったらダイブセンターに戻ります、が、なおちゃんが見えません。「オギノ、いなくな〜い?」と言ったら誰かが「トイレに入ってるよー」。何だ、ウンチか…。ボートはアンカーを上げて一路マクタン島に向けて出航します。空はどんよりした曇り空。いつの間にか吹き始めた北風に大波がボートの進路から向かって来るため波しぶきを浴び続けます。ボートの上ではみんな下を向いて無言です。
20分ほど走ってやっとこダイブセンターにたどり着きましたが…トイレの前で風を避けていたのはおとぼけ女医さんで、なおちゃんの姿は見当たりません。やべっ、置いてきたっ(^^;;; 慌てて救出に向かいます! またまた強風の荒波の中をザブンザブンとP-com号が進みます。この距離をこの短時間に往復するとは思わなかったぜ。
さっきの場所に戻ると他の船にちゃっかりと上がりこんだなおちゃんが手を振ってます(笑) ダテにダイブマスターではありませんでした。ズーズーしさはプロ並みです(笑) ずびばぜん、ご迷惑おかけしましてm(__)m >どこかのサービスの方々

救助に向かうP-com号 救助されてました お世話になりました 忘れていくなよ〜

なおちゃんを救出してマクタン島に戻ろうとするP-com号ですが、何だか様子が変です。なによっ? …どうやらギヤがバックに入らなくなったらしいです(^^; 他のボートには「てめ〜、ぶつけんなよぉ〜!」と罵声を浴びせられながら沖に出ますが、今度はエンジンも変です。えっ? 帰りの燃料が、ない〜〜〜! なおちゃんと合流したまでは良かったけど、今度は漂流〜?(^^;

今度は何だよぉ〜 バック出来なくなりました〜(^^; 「帰りの燃料もないんだよね」「マジかよぉ〜(苦笑)」

残った燃料とバックに入らないギヤで何とかヒルトガン島の桟橋にたどり着いて、ボートスタッフがディーゼル燃料を買いに行きました。お金持って来てて良かったねぇ(苦笑) 桟橋の近くにはレストランもあって小学校の遠足らしき子供達もレストランの外でお弁当を食べたりしてます。のどかですねぇ〜。そこに近づいてきたボートの名前は「ヤクザ・スター☆8」。意味わかって名前つけてるのかしら(^^; 20分ほどでボートスタッフがとりあえずの燃料を調達してきたのであらためて出航! 何だか疲れるねぇ(笑) ダイブセンターではみんなが大歓迎で迎えてくれました。一件落着。と思ったら、僕たちがお弁当を食べてる間に3本目のダイビングに出かけたtomoちゃん、高圧ホースが破裂したらしい…。やっぱ13日の金曜日って…(^^;

ヤクザ・スター? おかえり〜

利用サービス:Pcom Dream Diving Service


ここでダイコンの搭乗禁止時間は14時間。翌朝の5:00には解除されます。出発は7:50なので何とかセーフ! 今まではそんなこと気にしたことなかったけど、意味なく深場に行っちゃあいかんということですな。大いに反省。。。
リゾートに帰ってシャワーを浴びたらレンタカー(ドライバー付き)で買い物に連れて行ってもらえることになりました。この辺りのアレンジは交渉上手なおとぼけ女医さんのおかげです。最初は「セブ・シティまで行く?」なんて話もあったけど(セブ・シティまでは車で1時間近くかかります)、リゾート・スタッフのメリーちゃんがわざわざセブ・シティまで行って、皆が欲しかったモスキート・ラケットを買ってきてくれたので、僕らはマクタン島のスーパーでお土産を買うだけになりました。でも出かけようとしたら大雨が降ってきちゃった(^^;
レンタカーのドライバーに市街地にあるスーパーまで連れて行ってもらいます。スーパーの入口で「1時間くらいしたらここで集合ねー」とジェスチャで打ち合わせしてから買い物開始。でもオイラは特に買う物もないのでお店の中をブラブラするだけです。でも職場には毎年2月に1週間休んでいるのでドライマンゴーを買うことにしました。ブランドなんてどーでもいいので概ね200円で完了(笑) 魚売り場でみんな揃って写真撮ったらお店の人に大笑いされちゃいました。それとこっちのお米売り場には標準価格米(?)からブランド米まで各種のお米がキロ単位の量り売りで買うことができます。長粒種が多かったけど日本風のお米もありました。でもスーパーは割とお金持ちの人が来る所みたいで、値段は日本並み、取り立てて面白そうなものもありませんでした。田舎町のマーケットの方が美味しそうで面白いものが多いね。お腹壊すかもしれないけど(笑) 帰りに酒屋でダークラムのボトル(1本約140円)を買いこんでリゾートに帰りました。

モスキート・ラケット 雨の中の買い物 フルーツ売り場 鮮魚売り場 お米売り場

そしてマクタン最後の夜は焼肉です! ホルモン派とNONホルモン派に分かれて決戦開始ですが、オイラはちょうど中間の位置に配備されます(^^)v 豚ホルモンはすぐに飽きちゃうかと思ったけどなかなかイケます。途中でNONホルモン派から普通の肉も貰ったけど、どっちもメチャウマでございました(^^) そしてYoshiさんの料理の素晴らしいところはオヤジのことを考慮してサッパリ系の酒の肴が毎晩用意されているところです。アサリの酒蒸しにウルメイワシのお刺身、レミーが注いでくれる焼酎やラム・ロックと最高のコンビネーションでございました。毎晩、美味しい料理をありがとうございました>Yoshiさん

肉 焼き焼き あさりの酒蒸し ウルメ鰯のお刺身

最後の夜は気も緩んでラムも進みます。tomoちゃんはタン・ピアスを外して披露してます。うへ〜、口の中でゴロゴロしないのかねぇ。Yoshiさんはおとぼけのマンタとツーショット。マンタは4匹いるここの犬の中でも一番ボケボケしていて癒されます。トンチンカンななおちゃんと気が合うらしく、いつもなおちゃんの足元にいました(笑)

タンピ Yoshiさん 忘れちゃって、ごめ〜んm(__)m


そして翌朝は出発。飛行機は7:50なので6:00にはリゾートを出発です。昨日はぶっち切ったアレンが空港まで送ってくれます。アレンはtomoちゃんが一緒だと無口ですが単独になると妙に饒舌です(笑) マクタン空港のエントランスまで送ってもらってバイバイ。また来るからねぇ〜(^^)/~~~
空港では特にトラブルもなくチェックインしてイミグレも通過します。途中で「持ち込み手荷物が重たいんじゃねーの?」とイチャモン付けられますが「パソコンとカメラは別扱いって書いてあるじぁねーかよぉ!」とチンピラのような係員を怒鳴りトバして次のステージに進まねばなりません。フィリピンスタイルです。しかし最後のセキュリティチェックでモリさんが引っ掛かってしまいました(笑) 「電池は持ち込み禁止だぁ!」 何で電池だけ持ち込みにしたのかよくわからないけど拳銃を持ったセキュリティが「電池はダメだ!」と言い張ります。仕方ないのでツアーメンバー全員(3人)で囲んで「何でだよぉ!ザけんなよ!」と息まいてみましたが、この兄ちゃんが急に怒り出して銃を抜きそうになったので、全員がすごすごと引き下がってしまいました。

電池はダメだ!

成田までの直行便は平穏に飛行を続け、定刻どおりに成田空港に到着しました。軽く解散式(ツアーメンバーは全員で3人)をしてから、寒いだろうと着込んでターミナルビルの外に出てみると…暑いじゃんか! どうやら春一番が吹いているらしく気温は22℃。今朝のマクタンは23℃だったぞ! 予定では乗れないと思われていた1本前のリムジンバスで平塚まで帰ってきました。
今年も楽しくツアーを終えることができました。最後の最後までトピックを提供していただいたオケモリさん、毎日美味しい食事を作っていただいた(写真家でもある)Yoshiさん、tomoちゃん、ご一緒させていただいた皆さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました!
そして最後まで読んでくださった方にも、心より御礼申し上げます。

別預かりになった電池@成田 解散式 解散式 暑いっ!

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