
Philippines/Cebu & Mactan Is. 7 Feb.2009~14 Feb.2009
マクタン2日目は朝から青空が広がります。フィリピンとはいえ北半球なので冬はひんやりした空気が漂います。レストランに向かうと4匹のシーズーが絡み合いながらジャレています。朝から元気やねぇ。
今回泊まっているのはセブ・マクタン空港から車で20分くらいのところにある「CLUB PARAISO」です。大通りから住宅地に入ったところにありますが、マクタンの住宅地は決して閑静ではありません(笑) 前の路地にはサイドカーをつけたような簡易タクシーやら牛やらヤギやらが頻繁に通ります。鉄格子の門の前にはショットガンを持ったガードマンも待機しています。フィリピンではセキュリティの養成所を出た人には拳銃やショットガンを携帯できる資格が与えられるんだそうです。でも拳銃よりもショットガンを持っている人の方が給料がいいらしいです。
天気:快晴、気温:29℃、水温:27.4℃、透明度:3〜5m、風向:北東、風力:4
海況:ニゴニゴ、波高:胸、最大水深:36.7m、潜水時間:48分、ガイド:ドドン
潮回り:大潮、月齢・13.7
海に出ると大潮の引き引きです。ボートまでの道程もくるぶしくらいの水深で楽チンですが、昨日とは打って変わって北東の強風が吹き付けています。出航して北に向かうと向かい波に大きな波しぶきが上がります。それでも艇長の長いバンカーボートは強力で、揺れらしい揺れもないままマクタン島の北東端を回ってポイントに着きました。
ボートから海面を見るとクリームソーダのように濁っています。3m程の海底も全く見えません。Yoshiさんがガイドのドドンに「ちょっと見て来て!」と言いドドンが飛び込みます。しばらくしてドドンが海面に顔を出し「OK!ドロップの縁まで行けば大丈夫!」とのこと。とりあえず器材を背負って飛び込みますが、「これでOKかよぉ?」という透明度。ほんの1mも見えません。レンベの再来か?!
ドロップの壁を一直線に下降していきますがどこまで行っても濁ってます(^^; 水深30mを超えたあたりでシルトの海底が現れました。着底しないようにソロソロと進むと濁りの向う側にうっすらとリボンゴビーの影が見えます。そーっと近づいてカメラを構えますが…フォーカスリングが回らないっ(^^; どうやらカメラのセッティングがおかしいみたいです。幸いオートフォーカスは効くのですが濁りのせいで浮遊物にピントが合ってしまってどうにもなりません。悩んでいたらいきなり横から誰かのフィンでボコッ! ついでにリボンゴビーもグジュ! こんなところでクルクル回らないでくださいっ!(怒) 人気のなさそうなところに移動してあらためて別の個体を探索します。運よくすぐに見つかったのでゆっくり接近します。ライトを当てないとピントが合わないので凹覚悟でフォーカスライトを全開にして接近。気立てのいい子で引っ込むこともなく証拠写真をGET。この時点で既に減圧は6m2分。こういうところはやっぱり大人数で来るところではないね。
天気:晴れ、気温:29℃、水温:27.4℃、透明度:10m、風向:北東、風力:4
海況:やや流れ、波高:膝、最大水深:15.3m、潜水時間:73分、ガイド:ドドン
ボートの上でハウジングを開けて見てみたらレンズのフォーカスリングに付けているマグネットリングが外れかかってポートに引っ掛かっていました。セッティングした後はちゃんと確認しないとアカンね。ボートの上でしばし休憩してからちょっと移動して2本目です。昨日も来た「海太郎」です。ちょっと離れただけなのに透明度は格段に良好です。あーよかった(^^)
エントリーするとガイドのドドンやYoshiさんがあちこちで呼んでいます。最初は人だかりができているので、のんびりと普通種なんかを撮りながら寛ぎます。マクタンのこの辺りではチャコールダムセル、オブスカーダムセル、オジロスズメダイばっかりです。黄色系ではネッタイスズメとニセネッタイ。ナガサキはあまり見かけませんでした。
ドドンの周りが空いてきたので近づいてみたらソフトコーラルの中に小さなファイルフィッシュがいました。素晴らしいカムフラージュでちょっと目を離すとどこにいるのかわからなくなります。
ガレ場にはピンクフラッシャーの幼魚がたくさんいます。これだけいるのに成魚は全く見ません。どこにいるんじゃろ? 怪しげなところを虱潰しに徘徊するものの成果なし。仕方なく(?)ヤノウキホシハゼなんかも撮ってみます。
ガレ場を泳ぎ回っているベラ。最初はカミナリベラだと思っていましたがちょっと違うようにも見えます。図鑑を見てもよくわかりませんでした。泳ぐのに疲れたら岩の陰のテンジクダイを探します。全スズ振イシモチ倶楽部もちゃんとしないとねぇ。
特筆すべきはソラスズメダイです。富戸にもグッチャリと住んでいますがここのソラスズメは息をのむほど鮮やかで綺麗です。つい写真を撮っていたら隣でオケモリさんも撮っていました(笑) デジタルって、いいね。
ダイブセンターに戻ってお弁当を食べてのんびり過ごします。天気もいいし暖かい1日です。ボートの上は涼しい風が吹きぬけます。
ボートのエンジンはダンプ用のV8ディーゼルエンジン。中央に付き出ている棒が前進後退のシフトレバー、右上に伸びている紐は速度を調節するスロットルです。そしてプラ製の白い椅子に引っ掛けてある白い竹の棒が船の舵。写真で手前に引くと右に、奥に押すと左に曲がります。椅子の後ろにある赤い筒はアカ(水)抜きのポンプです。船の底の方から常に浸水しているので、ちゃんとしないと沈没します(笑) トイレは桶で海水を汲んで流す水洗式。もちろん垂れ流し(笑)
天気:晴れ、気温:28℃、水温:27.1℃、透明度:10m、風向:-、風力:2
海況:やや流れ、波高:膝、最大水深:17.8m、潜水時間:70分、ガイド:ドドン
午後からはダイブセンター近くのポイント。砂地とガレ場の緩やかなスロープです。ほとんど放牧状態でみんな好き勝手に撮りたいものを撮っていますが、時々ドドンがエビなどを見つけて呼んでくれます。でもウミシダの中のエビは1人では中々撮れないのでこんな時ばかりは「ガイドダイビングっていいなぁ」なんて思ったりします。
ドドンが教えてくれたタツウミヤッコ。全長3センチほどで糸くずのようです。久しぶりのクローズアップレンズ2枚重ね。でも後日撮った時にはレンズ付けなくても十分でした(笑) それにしてもベニハゼは良くわかりません(^^;
ボートに戻ろうとした時にやっとピンクフラッシャーを見つけました。まだ雄になりかかっている個体のようで体色も淡いです。でも今回初めて撮れてよかったワン! ボートに向かう途中でオケモリさんがニシキフウライウオを教えてくれました。鰭が開いていないのが残念です。
天気:晴れ、気温:28℃、水温:27.7℃、透明度:10m、風向:北東、風力:1
海況:やや流れ、波高:すね、最大水深:13.5m、潜水時間:50分、ガイド:−
昨日は左を攻めて収穫なしだったので今日は右です。右折して1分も泳がないうちにピンク&ラインスポット発見! 1匹ずつだけどな。おあつらえ向きにどちらもフラッシュしていますが、いかんせん1匹ずつでは厳しいです。しかもピンクはめっちゃ速いし(^^; その上よく見たらピンクの尾鰭がキズものです。あ〜1匹しかいないのにぃ〜(/_;) 急にモチベーションが下がってネッタイスズメなど撮っておりました。こっちのネッタイスズメは尻鰭の黒が目立ちます。あ、これもキズものじゃん(^^ゞ
利用サービス:Pcom Dream Diving Service
リゾートへの帰り道でフルーツを買おうということになりました。昨日の教訓を生かして今日は100ペソを持ってきています。「日本人が買いに行くとボッタくられるよ。フィリピンスタイルね。」と言うのでドライバーのアレンに買ってきてもらうことにします。マンゴーが1sで40ペソだと言うので、マンゴーとモンキーバナナを適当に見繕ってもらうことにしました。途中にあるマーケットで車を停めてアレンがダッシュします。帰ってきたその手にはマンゴー6個とモンキーバナナが15本ばかり入った袋が握られていました。100ペソと言えば今は200円位ですから日本の値段に比べたら激安です。
今日の夕食は常連ゲスト・シバタさんのリクエストでカツ煮。全スズ振にはスマのお刺身とインコハゼの天ぷらが好評でした。
食事が終るとそのまま飲み会に自然移行します。食事中はビールや焼酎を飲んでいますが、頃合いを見てウエイトレスで黒髪美人のレミーが小声で「Ram Rock?」と訊いてきます。3回目の食事なのでこの辺りのタイミングもぴったりです。この状況をアサイちゃんに見せてやりたいっ!(笑)
せっかくなのでラブラブ写真をアサイちゃんにメールしてみました。アサイちゃんからは「お楽しみのようですな」というそっけない返事。オケモリさんと「けけけ、悔しがって我慢してるぜ」などと笑っていたのが、のちに恐ろしい呪いとなってその身に返ってこようとは想像もしない能天気オヤヂ2人組なのでした。
Copyright © 2009 Masamichi Torisu All Rights Reserved