2008/11/22 富戸

朝5時半。平塚を出ると暗闇に浮かぶ相模湾はベタ凪です。嫌な予感(^^; さして北風も吹いていないけど平塚や大磯がベタ凪な時は富戸が荒れてることが多いんです。でも今日は富戸で「海鮮味噌汁祭り」が大々的に開催されます。その上ブラック隊長が半年にわたって精神的な、いや胃腸に大きな負担をかけて作ってきた"高級"フカヒレ丼の謝恩会もあります。潜れなくたって行くどー! で、着いてみればやっぱりそこはかとなくウネってます。まぁいいや、先週よりゃマシだ。

今日の富戸

No.71/827 ヨコバマ

天気:晴れ、気温:10℃、水温:19.0℃、透明度:5〜8m、風向:北東、風力:1
海況:風波ややウネリ、波高:腰、最大水深:22.9m、潜水時間:72分、
潮回り:長潮、満潮・12:47(135cm)、干潮・6:08(70cm)・19:28(66)、月齢・24.1

急に朝晩の冷え込みが厳しくなった上に日の出も遅いので朝一のヨコバマはまだ日陰で、海も寒々と見えます。でも今週から冬用グローブ(ネオプレン)に衣替えしたから平気さっ!

朝のヨコバマ 今日の透明度

ウネっていたので写真は諦めていましたがとりあえずミヤコキセン3兄弟を確認。遠目からでも中と大の元気な姿は確認できました。先週の大荒れを乗り切れたようで思わず目頭が熱くなります。
浅場は軽くウネっているのでクマノミあたりを軽くチェックしながら進みます。今週から転石のカップルとは別にレガシーポイントにやや大きめの若魚が入っていました。年内にカップルになってくれれば「クマノミ演歌の法則」にも抵触せずに来年の産卵が見られるかもしれないんだけどな。
イソギンチャク畑をブラブラと泳いでいたらイトヒキベラの群れの中にちょっと変わったのが1匹混じっています。尾鰭の基底部の暗色斑がかなり大きく残っています。Theイトヒキベラも幼魚の頃には暗色斑がありますが、それは割と早い時期に消えてしまい中層を泳ぐ頃に見られることはありません。以前聞いたことがあったけど何イトヒキベラだったかなぁ〜? う〜ん(^^; とりあえず写真を撮って後で確認することにしましたが、カメラの設定を確認してなかったのでシャッタースピード1/250、絞りF22のままで真っ黒。慌てて絞りを変えている間に見失っちゃうし…(^^; でも、デジタルって素晴らしい! 柄を見ると間違いなくニシキイトヒキベラでございます。後でイエロー隊員に聞いたら「それなりに流れてきてるらしいよ」。へぇ〜、そうなんだ。いつもちゃんと見てないだけなのかも。
砂地に降りたら黄色っぽいクロユリハゼ(yg)が小さな群れを作っています。これまた写真に撮ったら尾鰭に暗色斑があります。"オグロ(クロユリハゼ)なの?"と思いましたが、BLOGで海のグルッペさんから"クロユリハゼも幼魚の頃は暗色斑がある"ことを教えていただきました。あらためてハンディ海水魚図鑑を見てみたら、ホントだ!(笑)

ニシキイトヒキベラ(yg) クロユリハゼ(yg)

砂地を岩場沿いに進んでいくとハチマキダテハゼと目が合いました(笑) 今までネジリンボウはすぐに見つけられたのにハチマキはなかなか見つかりませんでした。富戸仲間のまおさんが毎週見て報告していたのに僕はいくら探しても見つからない。。。 今年はハチマキに縁がないんだと諦めかけていただけにちょっと嬉しかったです。しかもその隣りにももう一匹(笑)
岩場沿いに水深を上げてクリアクリーナーシュリンプの巣窟を覗いてみたら、先週は2匹しか見つからなかったエビが今週は4匹になっていました。これならこの穴の定番になってくれるかな。写真は同居している度胸満点のベンケイハゼ。写真は上下を反転しています。

ハチマキダテハゼ ベンケイハゼ

今週の幸黄背(せの色い高)。相変わらず元気に泳ぎ回っています。近寄ってくるホシササノハベラを追いやったりもしています。先週はかなり黄緑色っぽく見えていましたが、そうでもないなぁ(^^;
一の根近くの転石であまり見かけないチョウチョウウオがチラッと見えます。トゲチョウかと思いましたがチョウチョウウオ初心者の僕には判別ができませんでした。とりあえず写真、と思ったのに想定以上に臆病で後ろ姿を捉えるのがやっとこさでございました。全スズ振の会員には別腹でチョウチョウウオを楽しむ方もいらっしゃいますが、僕にはまだまだ修行が足りないようです。

今日の幸黄背 フウライチョウチョウウオ


そして今日の一大イベント、海鮮味噌汁祭りです。朝から港ではダイビングサービスのスタッフや漁師さんが準備を進めていました。普段は僕らが到着する頃には綺麗に片付けられている港の市場には、伊勢海老やイカ、サバなどが山盛りに用意されています。中にはダイバー垂涎のイトヒキアジまで…。

伊勢エビ 山盛りのイカ イトヒキアジっ!

そして1本目のダイビングを終えて温泉丸に浸かっていると目の前では今や遅しと大量の味噌汁が準備されていくのでした。よーし、お代わりするどーっ!
しかしフライング気味に海鮮BBQコーナーではイカ、カマス、ムツ、イトヒキアジなどが焼かれ始めていい匂いを振りまいていました。とりあえずこっちやでぇ〜! 丸焼のイカを漁師さんが網の上で切り分けると肝が流れ出て最高の味付けになります。うめぇ〜! あちこちで歓声が上がっています。あれ焼けこれ焼けとうるさいダイバーに漁師さんが「これからセルフでいいから、好きなモンを取ってきて勝手に焼いてくれぃ!」だって(笑) とたんにみんなは桶からエボダイやらカゴカキダイを持ってきて思い思いに焼き始めました。おっと海鮮味噌汁も準備完了です。いっただっきま〜す!

山盛りの伊勢エビ 海鮮味噌汁準備完了 いただきまーす! セルフサービスの海鮮BBQ

変装しながら何度もお代わりした海鮮味噌汁や食べ放題(?)の海鮮BBQで満腹になった頃にブラック隊長から号令がかかりました。こっちもそろそろ始めまっせ。そう、これも今日の裏イベントのフカヒレパーティーです。そういえば以前にもフカヒレパーティーが催されたことがありました。あの頃はバブリーだった僕はフカヒレに大変失礼なことをしてしまったので、今回は汚名返上のために銀シャリにどっさりと乗せた高級フカヒレで純粋にフカヒレを味わえる「フカヒレ丼」とすることにしました。準備の整ったサロンにはフカヒレと青梗菜のかぐわしい香りが満ちてきました。そしてフカヒレ登場!

ハンマーヘッドのフカヒレ フカヒレ丼

あれっ? ちょっと少ないなぁ。でも満腹だからちょっとでもいいか。あれっ?歯ごたえが頼りないなぁ。何だかトホホの展開になってきました。
う〜ん、フカヒレはホオジロに限る!(笑)

No.72/828 ヨコバマ

天気:晴れ、気温:12℃、水温:19.1℃、透明度:8m、風向:北東、風力:1
海況:波も収まる、波高:膝、最大水深:25.5m、潜水時間:70分

満腹になったところでひと眠りしてから2本目です。水温は一本調子で下がり続け、今週は19℃になってしまいました。来週はお休みだけど再来週には17℃になっちゃうのかしら(^^;
砂地には相変わらずヒメユリハゼの群れが見られます。でも相変わらず近くには寄せてくれません。ゼブラハゼに似てます。
何かを狙って熱中しているミノカサゴ。真後ろからそーっと近づいて行ったら大層驚いていました(笑) こうして見るとライオンフィッシュって言われる訳がよくわかります。

ヒメユリハゼ ミノカサゴ

1本目に取り逃がしたニシキイトヒキ(yg)を探してイソギンチャク畑に上がると・・・いました。もう少し小さいステージなので先ほどの個体とは別のようです。イエロー隊員の言うようにそこそこの数が流れてきているようです。これくらいのサイズになると背鰭や尻鰭の形が成魚にそっくりです。

ニシキイトヒキベラ(yg) ニシキイトヒキベラ(yg)

先週のイトヒキアジに味をしめて、浅場に来ると水面が気になって仕方がありません。アイゴやニザダイに混じってへんてこな顔をした魚が群れで泳いできました。図鑑で調べてみたらウスバハギという魚でした。魚屋では安く売られてるんだとか。

ウスバハギ

ちょっと深い方を一周して帰ってきました。長く潜ってると寒くなってきます。もうこれ以上の防寒装備は持ってないんですけど、この冬を乗り切れるのかしら(^^;

ガラスハゼ アカホシカクレエビ

撮影器材:Canon 30D + 100mmマクロ、INON X-2、D-2000×2、ストレートビューファインダー
Finpix F50fd + 純正ハウジング

利用サービス:富戸ダイビングサービスシーフロント

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